江戸切子の歴史と巧みな技の数々 >  花切子について

 花切子について

花切子について

花切子とは、磨かないでカットをするケシという表現によって、花や、汽船、山水の模様を硝子面に描き出したものです。優美で繊細な印象からよく好まれ、今でも、それ専門の職人がいます。
あやめ、梅、菊、紅葉、唐草など用いられるモチーフは様々ですが、ルーツは、古く、江戸時代の末期には山水画を描き出す技術があったとされます。しかし、これらは、下方から器を当て、彫刻するグラヴィールという技法に近いものだったとされ、花切子とはまた違うものです。中には、上から器を当てた花切子と、下から器を当てたグラヴィール技法が混ざった作品もあります。
現在の花切子はカッチングと言われる人工砥石を使用したものが多く、極めて単純な線と面の構成で、花から帆船、果ては鳳凰まで彫り上げる見事なものです。

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